人の悪意に身を置くことに対する恐怖について
恐怖を感じたことを忘れてはならない
と思ったので書いときます。
ダークウェブについて調べてたら以下の記事に当たりました。
正直二度と読みたくないと強く思う記事です。
感想
ダークウェブについては目下勉強中なので概要の解説は記事に任せます。
ピーター・スカリーに関する記述自体は不快感を感じつつも耐えられました。
しかし記事後半にあるダークウェブを利用した犯罪の記述を読んで、正に「身の毛もよだつ」ような恐怖を感じました。エロとか暴力みたいな生物の本能を刺激する即物的な記号に対する反応ではなく、人の悪意だとかそういった観念的なものに対する恐怖だと思います。
ダークウェブに関する記述は都市伝説的なものも多く、リンク先の記事がどれほどの信ぴょう性を持っているのかは判別できませんが、このような人間の悪意に塗れた世界が存在するのだ、ということは認識するべきなのでしょう。
ダークウェブの深層*1は間違いなく興味本位で安易に手を出していい領域ではありません。
ただ、セキュリティに関わる者としては見ぬふりもできなくなってきました。
生物に記憶力があるのは恐怖を記憶することで身を守るためと聞きます。
また、「慣れた時」が最も危険だ、とも*2。
初見で泣きそうになるくらい怖かったバイオハザード7がいつのまにか全く怖くなくなって最高難易度でタイムアタックなんかしだしたらしょうもないとこで落ちるとかそういう感じでしょうか*3。
多分違うかもしれませんが、今日感じた恐怖には慣れてはいけない、と直感した出来事でした。忘れることなく、おっかなびっくり歩んでいこうかと思います。